あわ一にチャレンジしようと、

彼女ちゃんと二人でいってきました。

「淡路島」

2泊3日の旅です。

車で現地にいって、

1日目と3日目は車で観光

自転車で走るのは2日目だけという

彼女ちゃんとならではのゆるゆるコースです。

南方面を周る際に一部ショートカットしたコースが、

淡路島120キロコースとなります。

ほんとの一周は150キロになります。

とはいっても、

私たちにとってははじめての一日で100キロ超えのロングライドなんで

二人とも緊張しまくりでした。

前乗りで宿泊したのが淡路市にある

ペンションストロベリーという宿泊施設。

この宿泊施設に行くまでは海沿いから結構坂を登らないといけなかったため、

わざわざ海沿いまで車で自転車を運んでからスタートすることにしました。

明るいうちにどうしても120キロ完走したかったので

どうかお許しください。

毎時15キロだと8時間なので

朝7時出発で夕方6時には戻ってくるという計画。

休憩できるのは3時間。

2時間走って1時間休む感じです。

スタート時点は淡路市の津名港の駐車場にしました。

一日停めて駐車料金は500円。

さぁ出発しようと思ったら、

まさかの私の自転車がパンクしてるじゃありませんか!!

まだ一ミリたりとも進んでおりませんぞ。

去年の10月にロードバイクを購入して以来、

一度もパンクしていなかったのに・・・

なんという不運でしょうか!

チューブ交換は自宅でマウンテンバイクのタイヤを

youtubeを見ながらなんとなく直した経験しかありません。

チューブ交換自体はうまくいきましたが、

後輪タイヤをはめ込むのに1時間ぐらいかかった嫌な思い出があります。

自宅と違って外でのパンク修理も未体験です。

幸いなことに出発前なので

車に積んだ空気入れはありますし

替えのチューブは2本、

タイヤレバー2本、

携帯の空気入れも持ってました。

またしても、youtubeを見ながらのチューブ交換となります。

今回は、後輪タイヤの着脱はうまくいったのですが、

新しいチューブをタイヤの中に入れる作業に手こずり

30分以上かかってしまいました。

でも無事になおったようです。

仕切り直しでスタートしたいと思います。

このとき、時間はすでに8時。

1時間押しです。

むむむ。

さぁこんどこそ出発です。

洲本市のマクドで朝マックをほおばり

「道の駅福良」まであと10キロと

差し掛かった地点で

事件が起こりました!!

ななな、なんと、

またパンク!?

正直少し心配しておりました。

ちゃんとパンク直せたんだろうかと・・・

新しいチューブをタイヤの中に入れる際

タイヤレバーを使って無理やりいれたのが駄目だったのかもしれません。

あるいは、チューブ交換は完ぺきだったが、

とてつもない不運でパンクが立て続けにおこったのか・・・

原因はよくわからないまま

二度目のパンク修理突入です。

先ほどよりは時間は短縮できたものの

またまた30分くらいは時間をロスしたでしょうか・・・

何より交換用のチューブ2本を既に消費してしまったことが

いたい。

次にパンクしたらジ・エンドです。

さらなるパンクにおびえます。

携帯空気入れを初めて使ってみますが、

タイヤはまるでぱんぱんにはならないですね。

↓今回使ったのはこちらの携帯空気入れです。


空気圧が低いと

「リムうちパンク」になるとか

どこかで聞いた言葉が頭をよぎります。

とりあえず

次なるパンクに備え

チューブが購入できる自転車屋を探すことに・・・

ネットで探すと

「島くるawaji」 というレンタサイクルもやっている

大きそうな自転車が見つかって一安心するのですが、

ネットに記載されている住所にいっても何にもない。

ぐるぐるぐるぐる探しました。

絶対ここのはずなんだけどな~

と思う場所には何のお店もありません。

同じところをいったりきたりしているので、

心配してくれた地元のおばあちゃんが

「何探してるの?」

って話しかけてくれました。

おばあちゃんはわからなかったけど、

周りの友達のおばあちゃんにも聞いてくれて、

ようやくわかりました。

どうやらその自転車屋さんは移転したらしいと。

親切なおばあちゃんほんとにありがとう。

移転先の場所を聞いて

そこに向かうものの、

自転車屋さんはまたしても見つからず。

道の駅で聞くと、

「島くるawaji」が移転したわけじゃなくて、

名前が変わって、

ジロ・デ・アワジというカフェで

自転車サービスを継続しているとのことでした。

ずっと「島くるawaji」という名前を探してたので

みつからなかったわけです。

ようやく見つけた

「ジロ・デ・アワジ」は

先ほどから何度も通過していたカフェでした。

カフェの前にサイクルラックが置いてあるので

すぐわかりますよ。

店の前の自動販売機で

サイクルパーツが売っています。

でも自分のタイヤと同じサイズのものがなくて断念。

あーこれが自転車サービスなんだなと

空気入れも借りれないもんだと

勝手に思い込みカフェをあとにします。

(後日わかったですが、カフェに入れば、空気入れも貸していただけます。マスターは非常に親切な方です。)

その後もほかに自転車がないか探すものの

この辺りには全くないようで断念。

基本的に淡路島に自転車屋さんは

ほとんどないように思います。

この時点で午後2時をまわっておりました。

スタートから35キロ時点ぐらいでしょうか・・・

あとまだ85キロもあります。

一緒に支えてくれた彼女ちゃんの疲れも限界に見えます。

せめて道の駅近くにある

人気のジェラート「G・エルム」(食べログ)

https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280603/28008414/

を食べさせてあげたい。

そう思い、

お店の前に並ぶと

突然店員さんがでてきて、

「本日は売り切れとなりました。」

と言われて、

扉をバタンと閉められちゃいました。

え!?まだ3時になってないよ。

売り切れです。あきらめましょう。

この時の彼女ちゃんのがっくしときた顔は忘れることはできません。

日没まであと3時間。

残すところ80キロ以上。

ここから一周完走を目指す気力は

二人に残っておりませんでした。

来た道を戻ることにしました。

ただただパンクしないことを祈りながら・・・

しかし、

残念なことに

洲本市を超えて、

出発地点である津名港まであと12キロ地点で

本日3度目のパンク。

そしてやっと大切なことに気づきます。

タイヤの中に異物が残っているんじゃないか?

チューブ交換の際

しなくてはいけない

パンクの原因を突き止める作業をしていませんでした。

タイヤに異物が突き刺さったままになっていないか

確認していなかったのです。

時すでにおそし・・・

あたりは暗くなりはじめ

替えのチューブはもうありません。

幸いなことといえば、

洲本市には大きな自転車屋「イオンバイク」があります。

2,3キロ自転車屋さんまで戻るべきか

あと12キロ突き進むか・・・

10秒ぐらい悩みました。

携帯入れで空気を入れると

しばらく走れることから

突き進むことにしました。

空気がぬけては

空気を入れるのを繰り返し、

ようやく目的地に到着。

最後はタイヤがぺっこんぺっこんになってました。

このとき、辺りは真っ暗。

時刻は8時を過ぎていました。

とてつもない達成感で

二人で泣きそうになりました(笑)。

朝に食べたマクド以外ほとんど何も食べていなくて

夜ごはんに洲本市のスーパーで買った

お弁当とケーキがここ最近食べたもののなかで一番おいしかった。

やっぱりおいしいもの食べたかったら

お腹を減らすことですね。

こうして、

私たちのあわ一120キロコースのチャレンジは

みごとな失敗に終わりました。