3月25日から感染者の数が連日40人超えている東京都ですが、私が一番驚いたのは感染者の数ではなく検査数です。3月27日は87人検査して40人が感染していることが判明しております。ただし、87人の検査には医療機関が保険適用で行った検査は含まれておりませんので厳密な検査数は多少増えるかもしれません。いずれにせよ少なすぎると思いませんか?87人のうち40人が感染者ですよ。40人感染者が判明するのならば、1000人くらい検査したんだろうなと考えるのが普通と違いますか?みなさんはどれぐらい検査したと思われましたか?
そしてなによりですよ、恐ろしいことにこの検査数は、まだ感染者がほとんど東京都で報告されていなかった2月中旬から変化していないのです。このころから毎日50件前後の検査が行われていたのです。つまり感染者は急激に増えているのに検査数は全く増えていないことになります。こんなおかしなことがあるのでしょうか?検査を受ける基準に変わりがないのなら感染数が増えているなら検査数も増えるのは当然のはずです。検査数は増やさずに感染者数が増えるものですから3月27日時点の陽性率は45パーセントです。本日も小池都知事の会見を拝見しました。質問する記者のみなさんなぜこの異常に低い検査数について質問してくれないのですか?医療崩壊を避けるためとかそういう次元ではありません。おかしすぎます。
みなさんはこの検査数をどう考えますか?どう考えても少なすぎます。東京都の検査数は他の都道府県と比べても少ないようです。同日付の大阪の検査数は139人(20人が陽性反応)です。日本人の10人に1人は東京に住んでいます。東京都の検査数の比率で日本全体の1日における検査数を計算をすると1000件にも満たないことになります。検査数を多くすると医療崩壊が起きるということはわかっておりますがそれにしても東京の検査数の少なさは尋常じゃありません。みなさん40人の感染で驚いている場合じゃないです。一番驚くことは87人検査して40人の感染者が判明していることです。
検査数や感染者の数は東京都のホームページで確認できますのでご参照下さい。